« 食と健康フェア | トップページ | 食と健康フェスタ »

インプラントの報道について

盛んに報道されているインプラント使いまわし事件について一応コメントしておこう。

僕ら専門家からみるとまったく「あり得ない話」
器具の滅菌に完全を期すのは当然だが、インプラントの骨内に入る部分は特に慎重に扱い、「何にも触れない」ことが絶対条件で、チタン以外の金属で 触ることも禁忌。なぜなら「メタルコンタミネーション」が起きて他の金属が表面につくと「生体適合性」が低下し本来の性能が発揮できなくなるからだ。

もちろん表面にたんぱく質が付着することは絶対にダメで、いかに滅菌しても再使用はできない。同じ人への使用もできない。もちろんインプラントの本体は高価だが少しでも汚染されたものは破棄する。

さらに23本も一度に植えることはにない。 無歯顎でも6~8本植えれば完全な歯列を再現できる。 通常はあり得ない治療だ。

どの分野でも頭のおかしい人はいるものだが、これをもって「インプラントの光と影」みたいな報道の仕方をされると困る。僕は開業当初からインプラントをしているので一番古い人は20年以上も経過しているがなんの支障もなく、堅いものでもなんでも自分の歯と同じように噛める。

歯で困っている人にとっては大きな福音になるすばらしい治療法だ。治療する側にとっても歯のないところに新しい歯を作れるわけで、健全な歯を削ったり、異物感の強い入れ歯を入れるよりもずっといい。

もちろん成功率100%というわけではないし、専門家でも慎重にやらなければならないケースも多い。だが自分が歯がなくなったら間違いなく選ぶ選択枝だと思っている。誰にやってもらうかが少し問題ではあるけれど・・・ウインク

newTwitter始めました。よろしくheart02こちらをクリック

|

« 食と健康フェア | トップページ | 食と健康フェスタ »

「インプラント」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/88780/33085313

この記事へのトラックバック一覧です: インプラントの報道について:

« 食と健康フェア | トップページ | 食と健康フェスタ »