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空手道部55周年

5月4日

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大阪大学空手道部の55周年ということで大阪に行ってきた。なつかしい石橋駅に降り立つのは5年ぶりだがほとんど変わっていない。少し商店街周辺を歩いてみた。なんと、30年前よく通っていた定食屋の「入船」があるではないか!お昼時だったので入ってみると大将がそのままの姿で働いていた。残念ながら満席で時間がかかるとのことでそのまま立ち去る。向こうは覚えていないだろうが嬉しかった。

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しばらく歩くと喫茶店の「ピノキオ」がそのままある。ここは漫画がたくさんあって大盛りのカレーは本当に特大で、少しずつかき込みながら漫画を読んだものだ。その向かいの炉端「一力」は日曜日に焼き魚定食とか出してくれていて、ご飯と漬物が食べ放題だった。ずいぶんとお世話になったものだ。

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角を曲がって少し行くと「石橋温泉」が!下宿からは遠かったので普段はここの銭湯には行かなかったが時々行くことがあった。そして極めつけは坂の上り口にある「憩食堂」!当時すでに廃屋に近い佇まいがあったが、そのままの姿で存在しているのは驚きを通り越していた。

まるで変わっていないところが少しでも点在しているだけで一気に30年の月日がタイムスリップする。期待していなかっただけにとてもおもしろかった。

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構内に入るととてもきれいで昔のように学生運動のビラや宗教団体の勧誘などもない。「こんな大学に通ってみたい」と思わせるものがある。木々の緑も美しくさわやかな風が吹いていた。

会場に行ってみると学生の多さに驚く。特に女子学生が多いしマネージャーまでいるらしい。実力も僕らのころに比べるとずいぶん高いようで大会でもいい成績を残しているとのこと。

いろいろ聞いてみるとホームページで毎日の練習風景とかもオープンにしているらしい。未知のものに対しては恐れが働くが、それを取り除くことによってちょっと覗いてみようかという気になるのだろう。多くの入部があるという。多く人が集まると実力のある者、経験者も集まりよい循環が生まれているのだろう。

さて演武大会はOBがいつものようにやたら張り切っていた。試合にも果敢に挑戦して見事に敗退していた。僕より10歳も上の先輩が試合に出ていた。気合のすごさに感心、見習わなければと思う。1年上の畑中先輩はバット折に挑戦し、見事に真っ二つにしていた。

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懇親会は市内に移動して行われた。聞いてみるとカナダやアメリカから駆け付けた先輩、後輩もおり頭が下がる。みなそれぞれの人生の中で阪大空手道部で過ごした数年間がかけがえのない貴重な時間なのだろうと思った。

僕にとってはそれまでの自分の神経質な部分が見事に押しつぶされて、立派に「鈍」な人間に生まれ変わった期間だった。20人以上入った部員の中で残った同僚3人はみんなとても平凡で鈍な者たちだった。

数学者の広中 平祐先生が人生で大事なのは「運、鈍、根」だと言われていた。少々のことがあってもめげずに過剰にも反応せず鈍に前に進むのが一番だと思う。空手道部がこの後の人生の基礎を作ってくれたのに今更ながら気づきありがたいことだと思う。

さて、5年後の60周年には組手に挑戦できるかな?楽しみだ。

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